黙って見ていた牧野が言う。
「先生は黙っていて下さい。この女がこんなに濡れているのは、BRZ80Xと無関係だと言う事を証明しなければなりませんから!」
自分の部下を"この女"、そして脱毛機を商品名では無く..."BRZ80X"と言う機種コードで呼んでしまうほど、井ノ原は頭に血が上っている。
「......」
若い医者はタジタジだった。
「沢田クン。キミは単に溜まっていただけだろう?性交渉も無く、久しぶりに男に触られて感じてしまっただけ」
「はぁ、はぁ、そんなっ」
酷い事を言われているのに、涙は出てこない。
胸が苦しく...下半身が熱くなっていく感じだった。
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